一つの区切り
2011年 10月 23日
2ヶ月近く入院していたし、
もう意識は1週間くらいなかったから、
そろそろかなと、覚悟はしていましたが、
やっぱり、悲しいものですね。
通夜、告別式も、
21日、22日に済みました。
あっという間に、時間がすぎました。
まるで、今になったら、うそのようです。
また、病院いかなきゃねーとか、いう話が出てくるのでは?
と思うくらい。
享年87。
大往生です。
帰国してから、1年半が経ちました。
ほとんどが、祖母と母との生活だったような気がします。
私が中学2年生のときから同居をはじめたので、
愛知県にいる5年間+1年半、祖母との生活でした。
これだけ長く一緒に生活していた人が亡くなるという経験は、初めてです。
たくさん、泣きました。
いろんなことを思い出しました。
介護していて、大変だったことのほうが、多いような気もしますが、
だからこそ感じることができた、楽しみとか、うれしさとか、
おもしろさとか、たくさんあったなと。
人は、1人では生きていけないし、
どうやって最後を迎えるかは、自分では決められません。
これって、実はすごく大切なこと。
どんなにあらがっても、そこは自分では決められない現実。
この1年半の生活は、
私が今まで、経験したことがないものでした。
介護生活。
もし、東京にいたままだったら、ケープタウンにいたままだったら、
まったく違う気持ちで、今日を迎えたのではないかなと思います。
そういう意味では、帰ってきて、本当によかったです。
最後まで、しっかり、一緒に過ごすことができたし、
人が、どう衰えていくのか、その時に必要なのは何なのか。
何がその人にとって、周りの人にとって、幸せなのか
毎日のように考えさせられました。
答えはまだ出ません。
東京にいたら、きっとそんなことをかんがえなかっただろうなーと思います。
人の、人らしい部分を、いやだと思ったら、みないようにできる、世の中ですから。
母は、一度目に、祖母の意識がなくなったときから、毎日病院に行きました。
母の、祖母に対する介護は、本当に尊敬に値するし、
私はこんなことができるだろうかと思いました。
血縁関係がない、嫁姑の関係でここまでできる母親を、すごく尊敬しました。
私は、長期の施設にいれればいいのに・・・と、
何度も思いました。
何度も言いました。
でも、母は「祖母は、家が好きだから」と言いました。
こんなに大変なのに。
お金で解決できるけど、
解決しない母
その人のことを本当に想う気持ち。
すごく大切なことだなと感じます。
祖母が最後にデイサービスや、ショートステイで通っていた施設の方が、
お見舞いにも来て下さったし、お通夜の前にも、来てくださいました。
これも、すごく大切なことだなと感じました。
ただ、お金をくれているから、預かってくれる施設だと、
ここまではしないんじゃないかなと。
本当に、うれしいことでした。
祖母を、想って、一緒に過ごしてくれていたんだなと。
その証拠に、この施設で撮ってもらった写真の祖母の顔は、
本当にいい笑顔です。
遺影にも使わせていただきました。
福岡から来て下さった、
祖母の弟さんが、「ありがとう」と、何度も言ってくださいました。
祖母が幸せだったのは、皆さまのおかげだと。
私も、そう思いました。
もう、聞くことはできないけれど、
祖母は、幸せだったんだろうなーと思います。
私は、そんなに力になっていないけれど、
母親や、施設の方々、もちろん父親、妹、
皆に見守られていたんだから、幸せだったのだなと。
祖父が亡くなってから、17年。
好きに生きていましたから。
認知が入ってからというもの、周りは、大変でしたが、
そういうことも含めて、人が老いるのは、当たり前で、
それを家族がサポートするからこそ、
人間の大事なことに気づいて、
今ある幸せを感じたりすることができるのかな、
なんて思いました。
祖母に化粧をしてあげなあがら、
震災で亡くなられた方のご家族、こうやってきれいな顔を見ることもなく、
お別れをせざるを得ない人が、たくさんいたんだなーと思うと、
胸が痛くなりました。
こうやって、家族に見守られて、
しっかり通夜、告別式ができるということ、
それだけでも幸せなことなんだなとも感じました。
もちろん、ビジネスをすることも、友達と遊ぶことも、
何もかも大切なことです。
でもね、人間らしさを見ながら、
人間の生まれるところ、育つところ、衰えるところ、亡くなるところをしっかり見るという経験は、
何にも代えがたいものだなと感じました。
私自信、もしこの生活がなければ、
先生になろうなんて、思わなかったと思うし。
祖母の介護をしながら、
人のためになるというのは、近くの人でいいから、
必要とされている人に何かをすることなんだと認識させてもらえたし。
だからこそ、何かできることをしたいと感じたし。
本当に、いろいろと学ばせてもらいました。
祖母に、ありがとうを、何百回言っても足りないなと思うくらい、
ありがとうございましたと、いいたいです。
そして、最後は、苦しかったと思うから、
向こうで、祖父や、もう一人の弟さんと、
楽しく、ゆっくり過ごしてね~!と、祈らんばかりです。
本当に、ありがとうございました。
さて、これからは勉強に集中です!
2年、しっかり勉強して、小学校の先生に絶対なるぞ!
# by lalamicky | 2011-10-23 17:16 | Trackback | Comments(3)

